自動車税、車検、駐車場代

都市部で個人事業を営んでいれば必要ない場合もありますが、自動車に関係する出費は額も大きいですが意外と種類が多いものです。その中で、定期的にやってくるのが、自動車税や車検代、月ごとになら駐車場代などがあります。もちろん、それぞれ事業に必要な出費については経費として落とせます。

 

自動車に関する税金を収めたら租税公課という科目で帳簿に記載します。自動車税、自動車取得税、自動車重量税というふうにいくつかの税項目がありますが、いずれも同じです。購入費用や車検の支払いと一括して支払うケースがほとんどだと思いますが、明細の中で経費として計上する科目が異なるものが記載されることになるので注意しましょう。

 

車検のときに支払う項目で見てみると、印紙や証紙として記載される検査手数料は租税公課に分類されますが、部品を交換するなどして修理してもらった分の費用は修繕費という勘定科目になります。車検が終わってからもらえる明細には必ず分けて書かれているので確認しましょう。もし明細がなければ自動車屋さんに言えば出してもらえます。

 

駐車場代は地代家賃として記帳します。事務所などを借りるときの家賃と同じ分類ですね。半年や1年分をまとめて前納するとこもあるかもしれませんが、基本的に月単位の契約であれば、月ごとの分をその月に計上します。したがって、ある年の4月から1年分を前払いしたとしても、その年の経費として落とせるのは12月までの9カ月分だけになります。

 

いずれの出費についても事業用と家庭用を兼ねて自動車を使っている場合であれば、家事按分(あんぶん)の設定と処理が必要です。厳密に区分けすることは難しいことがほとんどなので、おおよその使用頻度で割合を決めておきます。