個人事業主とサラリーマンの違い

個人事業主とサラリーマンの違い

個人事業主になると、どういうことがサラリーマン時代とは違ってくるのでしょうか。まず事業主がやらなくてはいけないのがお金の管理です。もちろん会社勤めをしていても自分のお金は自分で管理していたと思いますが、事業を始めたならば、それとは別に事業用のお金をきちんと管理しなくてはいけません。なんとなく月末にお金が残っていればとりあえず問題ないというプライベートなものと違い、現金の有無に関わらずに損益の計算をする必要がありますし、仕事で使う自動車などの資産もお金に換算して減価償却などもしていくことになります。借入れがあればもちろんその把握も必要ですね。

 

税金を納めるための確定申告の必要も発生します。給料を受け取る身分であれば、医療費などの特殊な場合を除けば全て会社がやってくれていましたが、個人事業主であればこれもやらなくてはいけません。青色申告を選ぶのであれば一応は簿記について知っていた方がいいでしょうし、消費税を含めた税制の知識も持っていることが望ましいです。税務署に対しては「知りませんでした」が通用しませんから、注意しましょう。

 

社会保険についても個人事業主になったら変化があります。健康保険や年金については会社が全て手続きをしてくれていましたが、今度は自分で役所に行って手続きをして、決められた期日に保険料の支払いをしなければいけません。さらに、年金については、厚生年金の上乗せ分が無くなりますから、個人年金を検討するなどして老後の設計について考えなおす必要もあるかもしれません。これら諸々の事柄については税理士などの専門家に依頼することも可能ですが、それであっても自分自身の責任において全てを成さねばならないという点が何よりも最も異なる点になるのかもしれません。