お金の管理方法:年間の固定費を把握する

お金の管理方法:年間の固定費を把握する

固定費とは、事業を営んでいることによって発生する支払いのうちで、売上の有無に関わらずに一定の額で存在するもののことです。お客さんが来なくても、なんの収益も上がらなくても出ていくお金のことなので、何はともあれ、これより多くの売上を作らないことには始まりません。最低でも稼がないといけない金額の目安にもなりますので、きちんと把握をしておきたいものです。

 

固定費として分かりやすいのは、事務所やお店の家賃でしょうか。どんなに営業成績が悪くても、毎月必ず決まった額を納めないといけません。そうしないと最悪の場合は立ち退きを迫られます。公共料金の支払いなども固定費として考えられる部分があります。インターネットの通信費や携帯電話料金などは月額固定のものが多くなっているので、これは固定費とします。従量課金の部分についても売上に連動するような変動がほとんど無いことが一般的なので、やはり固定費として見た方がいいでしょう。他にも、定期購読している新聞や雑誌の代金なども含まれますし、決まった場所への移動が継続的にある人は定期券代も含めて考えることになるでしょう。会計的には固定資産の減価償却費もこれになります。

 

一定期間で決まって出ていくお金ですから、その事業をその形でやっていく以上は絶対に発生するマイナスの金額だといえます。だからこそ、最低でも稼がないといけない金額の目安になるのですが、それはつまり「稼いだうちには入らない金額」の基準でもあります。この値を把握していなければ、どれくらいの売上を作れば事業が継続できるのかを見誤ることになってしまうから、一番最初に算出しておきたい数字のうちの1つだといえます。