開業の手順

税務署で開業届出書の提出を

個人事業主として起業するのであれば、税務署に行って個人事業の開業・廃業等届出書に必要事項を記入します。必要事項を記入するに当たりあらかじめ決めておかないといけないのが、屋号や開業日、事業概要、青色申告するかどうかです。

 

屋号とは会社名やお店の名称に当たるところです。銀行口座や名刺、領収書、契約書に至るところまで屋号で表記することが可能です。個人名で事業を行うのであれば屋号を決める必要はないので、空欄にしてもいいです。将来的に法人化するというのであれば、屋号は決めておいたほうが何かと便利です。

 

屋号を決めるときには○○会社という表現にしてはいけません。できるのであればどんな事業をしているのかが一目瞭然で、印象に残りやすいような名称にするといいでしょう。途中で変更するのは可能なのでそれはいいのですが、取引先に再度新しい屋号を伝え直すのも面倒なことですので、一時的な流行で決めないほうがいいです。

 

開業日というのは事業を開始した日付で、店舗を出すような事業であれば開店日が一般的です。店舗を出さない事業の場合は適当に決めてもいいですが、この届出書は開業日から一か月以内に提出することになっていますので、その期限に間に合う範囲にします。税務署によってはそこのところは柔軟に対応してくれるところもあります。

 

事業所得の申告方法として青色申告と白色申告の2種類があります。青色申告を選択すると帳簿をつけることが必須になる代わりに、最高65万円の所得控除や赤字が繰越できるという特典がありますので、一般的にはこちらを選択するケースが多いです。青色申告を選択する場合には青色申告承認申請書も一緒に提出する必要があります。