個人と法人の違い

事業所得が800万円を超えたら法人化を検討する

起業するとしたら個人事業主になるか法人を設立するかという選択肢があります。どちらも一長一短ありますので、今回は個人事業主と法人の違いについてそれぞれのメリットを中心に紹介していきます。

 

個人事業主のメリットの1つ目は簡単に設立することができる点です。税務署に届けを出すだけで個人事業主として働くことができてしまいます。廃業しようとしても同じように税務署に届けを出せば簡単にできます。開業や廃業両方ともお金を取られるわけではありませんので、簡単に行うことができます。

 

2つ目のメリットは利益が出なければ税金を支払う必要がない点です。個人事業主の場合所得税を支払うわけですが、利益が出なければ税金を支払う必要がありませんし、青色申告をしていれば損失した分は3年にわたって繰越をすることができ、将来の利益分と相殺することができます。

 

法人化のメリットの1つ目は社会的な信用があるという点です。個人事業主よりは法人化して会社組織になっている方が世間的な受けがいいです。金融機関から融資を受ける際や取引先との契約の際などには法人化していた方が有利に働くことがあります。採用活動を行う時にも会社組織のほうが有利になります。

 

2つ目のメリットは節税効果がある点です。法人は法人税が課されますが、税率の上限は所得税に比べると小さいです。事業所得が800万円を超えるようになると法人化したほうが節税効果が高くなると言われています。さらに個人事業主の時に比べると経費の幅が広がったりもします。

 

以上、個人事業主と法人の違いについて見てきましたが、規模が小さいうちは個人事業主の方が都合がいいことが多く、一定以上の利益が出せるようになってから法人化を考えていったほうがいいです。