建築士

建物の設計や工事の管理が仕事

建築士は建築物の設計や工事の監理を行うのが主な仕事です。建築物の設計というのは内装のデザインだけでなく、建物の安全性や耐震性などを考慮した構造設計やどこに空調や電気などの設備を配置するかという設備設計にも関わります。大きな建物の場合ですと複数の建築士が分担して設計を行います。

 

工事の監理とは図面通りにきちんと工事が行われているかを設計した建築士としての立場から確認をし、行われていないのであれば施工主に対して注意します。施工主が建築費を安く上げたいという理由で手抜き工事などの不正を行わせないためにも建築士による工事の監理は必要なことです。

 

建築士として働くためには国家試験である建築士の資格取得が必須となります。建築士の資格は一級と二級、木造の3種類あり、この中で一番レベルが高いのは一級建築士です。一級になると建築学科を出たとしても最低2年に実務経験を経て初めて受験することができます。

 

建築士として独立開業することは設計事務所などで何年も働いてきた建築士であればそれほど難しいことはないですし、それほど元手がかかるわけではないです。独立開業したいのであれば、申請書類と添付書類を都道府県の建築指導部建築士係に提出すれば建築士事務所の登録をすることができます。申請書類などは都道府県の建築士会にあります。

 

たとえ一級建築士の肩書があって独立したとしても、それだけで何の信頼関係もない顧客や工務店が設計を任せてくれるほど甘いものではありません。独立後は全てゼロからのスタートになることを覚悟していかないといけないです。小さな仕事であっても誠実で前向きな姿勢で取り組んで仕事がもらえる顧客との信頼関係を積み重ねていくしかないです。